アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカでの仕事は考え方の違いに注意する

 

アメリカでの仕事の考え方 イメージ

 

 

今回、忘備録として、アメリカでした仕事について“おや?”と思った事を、書いています。

 

皆さんのご参考になれば嬉しいです。

 

人の仕事を手伝うのは良くない事なの?

 

当時、私がアメリカのサンフランシスコの郊外で、事務の仕事をしていたときのこと。まだその頃は、その会社で働きはじめたばっかりで、その会社の指揮系統がよく分かっていなかった時期だったのですが、私が仕事をしている部屋の近くで、ある白人の外注の女性がよく働いていました。

 

感じの良い人で、時々世間話もしていたのですが、ある日彼女から、

 

「Momoka, 良かったら写真の整理を手伝ってくれない?」と尋ねられました。

特に急ぎの業務もなかったので、私もすぐさま、「う~ん、いいですよ。今そんなに忙しくないので・・・。」と快諾してしまいました。

 

私にとっては、彼女は外注の人ではあっても、その職場では先輩に当たる人(良くオフィスに来ていた)なので、何かと手伝っても支障はない、むしろ良いことだと思っていたんですね。

 

それで、何回かその方の写真整理を20分~30分位手伝っていたところ、それからその方はちょくちょく私に頼んでくることに・・・。

 

上司は知らなかった

 

さて、その会社では、タイムシートのようなものに、雑務を含めた業務をプロジェクト毎に計上していくやり方を取っていたのですが、それで私は、その外注の女性の写真整理のタスクも書き込んでおいたんですね。

 

すると、それを見た上司(女性)が、「〇〇(外注の女性)の業務の支払いだけでなく、彼女のサポート分まで払うことになったら困るわ!」と怒り心頭!

 

私は、その外注の女性が以前もそうだったかのように、依頼してきたので受けたのに・・・。

 

アメリカの職場では上司の意向が優先

 

結局、これは、私が日本の会社で良しとされる“チームでの協力”を暗黙の内に実施してしまった事に起因するトラブルですが、アメリカでは、トップダウン(上層部が意思決定をし、指示すること)で、上司の意向を“最優先”するところがあるんですよね。

 

それは知っていたのですが、“小さい会社”だからということもあるし、会社で働き始めたばかりということで、“まあ、いいか”で手伝ってしまった・・・。

 

外注の人からはNOを言わない人と思われていた

 

結局、その外注の人からは、「She is so nice. She doesn’t say “No.”(彼女は良い人なのよね、NOと言わないのよね。)」と言われ、“良い人”だとは言われたものの、『ちょっとそれは違うんじゃない・・・?』と、私としては“すっきりしない”感じに。

 

頼む方も、私が怒られるって分からなかったのかなと思ったのですが、そういう、細かい気遣いはアメリカではあまりのぞめないので、“ハッキリ言うことが全て”だったりします。

 

なので、こんな感じで、あちらでは黙って他の人の仕事を引き受けたりすると、良くない方向に行ったりしますので、”ジョブディスクリプション(職務内容を記述した文書)”に書いてある業務以外は引き受けない、もしくは、受けるにしても上司に確認してから受けた方が良いようです。

 

自分の机周りも敢えて掃除しない?

 

同じような事例で、アメリカで避けたほうが良い事があるのですが、それが、“良かれと思って”ちょっとした雑務などの他の人の仕事を、自分から進んで行うこと。これは、日本ではどちらかというと、“感謝される”または”美徳”という見方で受け取られる事が多いですよね。

 

ですが、アメリカでは、これは“他人の仕事を取ることになる”と、聞いたこともあります。

また、頼まれてもいないのにその業務を行ってしまうと、“他人の領域を侵す”と捉えられたりすることもあるようです。

 

ちなみに、私の友人で、アジアから移民してきた仲のよい女性がいたのですが、その子は、オフィスの自分の机周りの掃除も、敢えて自分ではしないということを言っていましたね。

 

なぜなら、それは上記で述べたような事が起こるリスクもあるのに加えて、“いつのまにかそれが自分の仕事と捉えられる”リスクも同時にあるということだそうです。

 

『自分の周りのお掃除くらいも、危うく自分でするのはアメリカでは要注意なのか』と思うと、日本と違ったところで面倒があるな~と思っちゃいましたね。

 

surviving-usa.com

 

でも、アメリカでもNOは感じよく言う

 

といっても注意したいのが、アメリカではNOをハッキリ言ったほうが良いとは言っても、頭ごなしに“NO”と言えば良いというものではありません。

 

例えば、ちゃんと「手伝いたいですけど、上司に聞いてみます。」とか、「手伝いたいですけど、自分の管轄外だから無理そうです。」とか、丁寧に伝えるのが普通です。

 

アメリカでも、普段話す際にお断りする時は、冷たく「NO」と言うのではありませんので、そこは気をつけた方が良いですね(そこはもちろん、日本と同じですよね)。

 

では良いアメリカ生活を!